フランスのシャンパーニュ・アルデンヌ田舎宿へ毎年行く理由とその価値

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フランスのシャンパーニュ・アルデンヌ田舎には、ひらのたけしさんのフランス人の奥様の実家があります。

この実家で奥様のお婆ちゃんの料理や、お父さんが愛飲されている「1664」クローネンブルグ・ビールを、ほぼ毎日いただいておりました。

お婆ちゃんの料理は別記事に書くとして「1664」クローネンブルグ・ビールですが、アルコール度数はそんなに高くなく、よいほろ酔い気分が味わえるビールで、寝る前に一杯飲んではグッスリ寝るほど好きなビールです。

このクローネンブルグ・ビール、日本でも売られていると思うんですが、わざわざ購入してまで飲みたいとは思わないです。

例えば、ほんごうの生まれ故郷である香川・高松では「うどん本陣山田家本店」が有名なんですが、そのうどんを毎日取り寄せて食べられるとなったら、美味しいことは美味しいけど、それは違うんです。

気取っているんじゃなく、その食べ物や飲み物、風景、時間はその土地で味わったからこそ価値があるのであって、それは「1664」クローネンブルグ・ビールに限らず他のことでも同じことが言えると思うんです。

さらにいえば普段は和食なのでフレンチは馴染みないし、テーブルマナーもカトラリーを端から使うという小学生の知識ぐらいしかありません。

でも奥様のお婆ちゃんが作って下さる地元の郷土料理はおいしく家族わけ隔てなく扱ってくださったりと、わざわざフランスまで食べに行くのも、その時間と価値を自分の中でいつのまにか見出しているからだと思っています。

そしてフランスの田舎へ持ち込んだノートPCで一心に仕事をして、ふと窓の外に目をやると広大な土地と風と空気。
PCを主とした稼業をしているほんごうにとって、この一瞬こそがたまらないんです。

人によっては、
「そんなことのために高い飛行機代や時間をかけてまで行くの?」
「日本の田舎でもできるんじゃ?」
と思われるかもしれませんが、私にとってはフランスの田舎だからこそ「そんなこと」に価値を感じて行くんです。

自分自身が見出した価値って、人が決めるものじゃないしね。
とはいえダイエットはしなきゃだけどw

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